2010-01-01から1年間の記事一覧
「バイリンガル教育の方法 第10章」では、セミリンガルの定義としてロングマン応用言語学用語辞典からの引用を使っていた。 セミリンガルという用語について セミリンガルという用語は多岐にわたって使われているが、厳密には以下のような意味であり、言語学…
第3章 バイリンガル幻想を検証する なぜ幼児期からの英語学習を望むのか? 「適度な」期待と「過度な」期待 なぜのびのびとした子育てができないか? 子どもの時から学べばバイリンガルになるか? ネイティヴのようになる必要があるのか? 国際社会を生き抜…
過激なタイトルである。しかし、内容はそれほど過激ではない。事実を淡々と積み重ねていく。 第1章 在米日本人子女と過ごした13年 海外子女の学習方法の選択肢の一つに、現地校+補習校(塾)があることは、前記したとおり。 英語圏に来た多くの日本人子弟は…
第11章◆バイリンガル教育の外国語教育への貢献 興味の対象外。お休みします。
第10章■バイリンガル教育への疑問 どのような行為にも、メリットとデメリットが存在する。何を行うべきか判断するときには、ニュートラルな立場で両者を天秤にかけなければならない。 バイリンガル育成否定論 「基本的には人間は生まれつきモノリンガルであ…
第9章■バイリンガルと文化の習得 この章もおやすみします。
第8章*日系人子女とバイリンガル教育 この章は私の興味の対象から外れるので、ちょっとおやすみ。
第7章*海外子女とバイリンガル教育 全日制の日本人学校とバイリンガル 海外子女の受け入れ先としてまず挙げられるのが、全日制の日本人学校である。 海外子女をバイリンガルに育てるということは、母語である日本語(L1)と、その土地の言語である外国語(L2)…
やっと半分・・・ 第6章♣アメリカのバイリンガル教育 これまでの経緯 「アメリカのバイリンガル教育」の目的は、私たちの目指す「バランス・バイリンガル」の育成ではない。 連邦政府から援助の出る「バイリンガル教育」とは、「子どもの英語の力がつくまで…
第5章です。 第5章◎イマージョン方式のバイリンガル教育 イマージョンとは 'immerse' という動詞から来たことばで、「その言葉の環境にトータルに浸る」という意味です。似たことばにサブマージョンということばもありますが、これは「溺れて浮かび上がれな…
やっと第4章です。 第4章■家庭で育てるバイリンガル バイリンガルを育てる上での母語の役割 バイリンガルの基礎作りで一番大事な家庭の役割は、第2,第3の言葉の基礎になる母語、すなわち第1の言葉(L1)をしっかり育てることである。 別にバイリンガルの話を…
今日は第3章で勉強 第3章●バイリンガル教育の理論 カミンズの「2言語共有説」 では、実際に2つの言葉がバイリンガルの頭の中で、どのように繋がっているかということだが、まず、図を見ていただきたい。この図は、2言語が互いに関係があるといっても、表層面…
今日は第2章で勉強 第2章●子どもの母語の発達と年齢 年齢と母語の形成 中島は社会言語学者柴田武の提唱した言語形成期(柴田 1956)の概念を拡張し、バイリンガル育成の立場から以下のような説を唱えている。 年齢 内容 バイリンガル育成にすべきこと 0〜2歳 …
バイリンガルが就職に有利かどうか、考えてみました。有利な条件としては、以下のような場合が考えられます。一つづつ考えてみましょう。 バイリンガルでなくてはできない職業 バイリンガルのほうが有利な職業 海外で就職する場合 バイリンガルではなくては…
今日はこの本で勉強。著者は言語学の専門家で、現在はトロント大学の名誉教授とのこと。 第1章★バイリンガルとは? バイリンガルの定義 バイリンガルの定義で成功した人はまだいないと言われるほど、バイリンガルという言葉の意味は複雑で捉えにくいが、ここ…
ミッション:バランス・バイリンガル 一言に「バイリンガル」といっても、ピンからキリまであります。目指すべきバイリンガル像により、選択すべき方法論も当然変わります。めぐちゃんはどのようなバイリンガルを目指すべきでしょうか? わたしは「日本語も…
裕子は留学のメリットとして、帰国子女枠の存在を指摘していた。 帰国したとき、岡崎先生と電話で話しましたが、めぐのチャンスもよく考えて生かすように、と言ってくれました。 (途中略) HMに残ってもいいし、修了書が出る学校に移ってそれを持ってかえれば…
妻は娘に海外留学をさせたがっている。どうも小学校の先生に勧められたようだ。 もう少し、今しかない、めぐちゃんとのハワイでの時間をくれませんか。 めぐちゃんはもう少しここにいたい、そうです。 帰国したとき、岡崎先生と電話で話しましたが、めぐのチ…
小児自閉症における血漿中性アミノ酸比とその治療後の変化(原著論文) Author:高萩健二(福島県立医科大学 神経精神医) Source:福島医学雑誌(0016-2582)40巻2号 Page263-272(1990.06) Abstract:服薬治療を受けた小児自閉症17例(服薬群)を対象として,血漿try…
自閉症時の精神発達と経過に関する臨床的研究(原著論文) Author:小林隆児(福岡大学) Source:精神神経学雑誌(0033-2658)87巻8号 Page546-582(1985.08) Abstract:治療教育的関わりを持ち続けながら発達経過を観察してきた自閉症児の中で現在12歳以上に達し…
自閉症療育形態の自閉性障害児発達過程に及ぼす治療的効果に関する検討(原著論文) Author:渡辺純(大阪大学 精神医) Source:大阪大学医学雑誌(0369-710X)37巻3号 Page81-96(1985.08) Abstract:2つの異なった集団療育形態の中での,自閉症児の発展過程に及ぼ…
睡眠・覚醒サイクルの発達と成熟後の行動 自閉症児についての検討(原著論文) Author:瀬川昌也(瀬川小児神経学クリニック), 加藤美雪, 加藤醇子, 他 Source:厚生省精神・神経疾患研究委託費研究報告書 高次脳機能の発達とその障害に関する基礎的並びに臨床…
自閉性情動に対する大柴胡湯の影響(原著論文) Author:飯田誠(国立精神・神経センター精神保健研究所) Source:漢方と最新治療4巻4号 Page395-403(1995.11) Abstract:緊張が高く,精神安定剤や睡眠剤の効果が十分でない自閉症50名に対して,大柴胡湯エキス顆…
小児自閉症に対するl-dopa少量投与療法の検討 臨床効果について(原著論文) Author:杉山直子(榛原総合病院), 杉江秀夫, 五十嵐良雄, 他 Source:脳と発達(0029-0831)30巻1号 Page51-55(1998.01) Abstract:小児自閉症の一部に,脳内セロトニン,カテコラミンの…
小児期の行動異常に対するロフラゼプ酸エチルの効果(原著論文) Author:松倉誠(熊本大学 医 小児発達), 大谷宣伸, 木村重美, 他 Source:小児科臨床(0021-518X)51巻3号 Page459-464(1998.03) Abstract:患者16例に抗不安薬であるロフラゼプ酸エチル(LOF)の投…
発達障害の睡眠障害,情緒・行動障害に対するmelatoninの有用性について 発達障害50例に対するmelatonin治療の経験(原著論文) Author:石崎朝世(発達協会王子クリニック), 洲鎌倫子, 竹内紀子 Source:脳と発達(0029-0831)31巻5号 Page428-437(1999.09) Abstr…
多くの医療施設で、自閉症の治療という名目でキレート療法が行われています。また、自閉症のリスクが高まることを恐れて、子供へのワクチン接種を拒否するケースもあると言われています。事の発端は、1998年にWakefieldらが発表した論文でした*1。このMMRワ…